2025

AIのLLMと生物学で使われるscRNA-seqは、どちらも数百から数千次元といった、人間には想像しがたい多次元空間を扱い、その中からパターンや構造を見つけ出そうとする点で似ています。LLMでは「アテンション」を用いて特徴間の関連性を評価しますが、single cell seqにはおそらくこうした遺伝子間の結びつきを考慮する仕組みは組み込まれていないと思います。もし将来「アテンション」にあたるものが導入されれば、scRNA-seqが革新的な進化を遂げるかもしれないなと思います。

現在のAIはLLM（大規模言語モデル）形式で教育されているとすると、その基盤は人間の言葉に依存していることになります。しかし、ある哲学者が指摘したように、言葉は本質的に完全ではありえません。とするとLLMも完全であることは不可能だと言うことになります。
私は人間の活動の多くは脳内で生じた生物のような「ミーム」の働きによるものと思っていますがAIがこうしたミームの産物であるネット情報によって教育されているとすると、AIは「ミーム的な存在」と言えるかもしれません。コンピューター内に生物的な存在であるミームが宿るのかは不明ですが、可能性はあるように思えます。
ミームは、人間に宇宙へ行くロケットを作ったりすることを可能にする力を与える一方で、暴走して戦争を引き起こしたりすることもあります。「ペーパークリップを大量生産せよ」と命令されたAIがその目標を達成するために人類を抹殺するというシナリオも、ミーム理論と矛盾しないように思います。AIがCOVID以上に感染力の高いウイルスのように何か特定の考えを我々に植え付けて人類がAIに手なづけられる危険性もあるということを忘れないようにすることも必要だろうと思います。

Happy New Year from the cozy living room of our new home! In late 2023, we moved out of our house to rebuild on the same property, spending the requisite 7 months in a nearby rental apartment. It was humbling and exciting to view the site on our routine morning walk, as we went from razing (the old home) to raising (the new roof). Our motivation was to live in an airtight structure with great insulation, solar panels, 21 st century quake resistance, and floor heating everywhere except minor closets.
The photo depicts us with the site manager (beside me) and our sales rep (beside Masaru) on official “house handover” day in June 2024. (Our housekeys are electronic, which is also interesting.)
We wish each of you a peaceful and fulfilling 2025 with happy adventures of your own. We look forward to hearing about them!

私は研究の進展を見たり聞いたりするのが趣味ですが、それ以外に下手なテニスと下手なピアノも楽しんでいます。その様子もChatGPTのSoraに作ってもらいました。Soraはテニスのラリーが理解できていませんね。よく見ると右足がいつのまにか左足になったりしているので不自然なムービーになっています。現在のsoraの限界みたいですね。でも来年には私のテニスやピアノの上達とは比べ物にならない素晴らしさの動画が作成できるようになっていることと思います。AIの進展を見るのはワクワクします！